...と、先ほど非常に深刻な問題を書いた数分後ですが、こちらも忘れてはならない重要なことなので、ちゃんと記録しておきます。
常日頃からフライングVばかりを愛してやまない私ですが、何が気に入っているかと言うと、シンメトリーの美しいデザインとか、あまりに弾きやすすぎる演奏性の高さ(私だけ)とか、楽器としてのクオリティの高さに比べて中古価格が安い(人気がないから)等々ありますが、それ以外でも「弾いていないときの安定性の高さ」も大きな理由のひとつに挙げられます。(ランディVは除く。)
まあ、要するに弾いていてちょっとギターを下ろすときに、スタンドなんかいらずに軽く壁に立てかけると、アホみたいにビシっ!と2本の足で自立するところがいいのです。震度3程度では倒れないですよ。
ストラタやレスポール等のトラディショナルなシェイプのみを愛用している方々には無縁のお話ですが、ホイホイと気軽にそこらへんに置けるギターていうのは、あらゆる局面で考える以上に便利なんですよ、奥さん。
このように左のV2本は非の打ち所がないほどに自立してます。右端のワーロックは同じく2本足ですが、バランスの悪い短足なので思いっきり傾いています。基本的にはよく出来た変形ギターですが、この点に関してはちょっと残念です。その隣のPRSに関しては言わずもがな、でございますね。生涯「自分の足で大地を踏みしめて立つ!」という行為が出来ない運命なのですから。
例によって異常に長い前フリで恐縮ですが、何が言いたいかというと「こんなギターを見つけてビックリしたよ!」の一言だけだったんですね。すいません。
メイプル指板21フレット、2シングルにシンクロナイズドのブリッジという、Fender系をベースにしながらも個性的な仕様が目を引きますね。 え?そこじゃない?
そうですね。なんとこのギターは壁に立てかけなくても2本の足でしっかりと自立するんですね!さらに立って演奏するのにストラップすら必要としないとは、画期的な大発明と言っても差し支えないでしょう。
個人的には白い楽器は好きではないので、市販の際には是非とも赤を加えていただきたいと思います。あとこのサイズだとハードケースが棺桶ぐらいの大きさになりそうなので、キャスターは絶対付けてほしいです。