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続・E-PV-143
そういえば前回はケースのグチしか書いてない...
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というわけで肝心の本体についても。
今まで散々弾いてきた他のVたちと比べて、このモデルは大きな違いが2つあります。
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ご覧のとおりセンターピックアップとメイプル指板なんですが、基本的にGibsonのVではあり得ない、完全にFenderの仕様ですね。Fenderコンプレッックスに身にはツラいです。

かなり深く入り込んだピッキングをする困ったクセのある私にとって、このまんなかの黒い塊は正直なところ邪魔以外の何者でもないのですが、最近いろいろ丸くなったせいか、ギリギリまで下げたらほとんど気にならなくなりました。(それでも、わりとガツガツ当たりますけど...)

そして「男の指板は黒!」とわけもなく(ホントはある)決めているので、この白い指板もやっぱり最初は戸惑いましたが、フラットでナチュラルな仕上げなので、思ったより弾きやすくて驚きました。
(Rがついたり、クリア塗装がしてあると完全にお手上げです。ローズ、やエボニーと比べて違和感ありすぎなので。)

ちょっと心配だったこの2点がクリア出来たので、後は個人的にはいいところばっかりです。
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「ちょっとモデリングは遠慮したいよなあ...」と思う複雑なボディシェイプですが、デザイン性も高く演奏性の向上にも繋がっています。ボルトオンのジョイント部分もセットネッック並みの弾きやすさで24フレットまで全然ストレスないです。

そして非常に嬉しいのがヴォリュームノブの位置です。
Jackson KING Vとの比較ですが、この微妙な距離の違いが伝わるでしょうか?
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今までは、ピッキング時に小指が当たって邪魔だったり、勝手にヴォリュームが下がって困っていたのですが、この2cmにも満たない僅かな差で、見事に解決です。

これって演奏時にヴォリューム調整とかバイオリン奏法がやりやすいからなのでしょうが、やっぱりFenderの仕様なので、GIbson系、特にVユーザーにとってはちょっと鬼門でしょうか。私だけ...?

ついでに、ソロの時には小指をボディに付けないと安定して弾けないので、しっかりとホールド’してくれるこのRの落とし込みも便利です。

ランディVにしてはデカいボディサイズによって、質量が増加していることもポイントでしょうか。
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パッシブの安い(たぶん)ピックアップのわりには、ちゃんと鳴ってくれます。けっこうゲインも高く感じるので、ピッキングハーモニクスのコントロールが楽です。そのぶんRock系以外には向かないのですが、それ以外は弾けないのでかまわんですよ。
ザグリなくして、さらに質量UPしたらVとは思えない太い音が出るんじゃなかろうか...?
このボディで、アクティブ2ハム、ノンリバースセットネック、T.O.Mブリッジで1本お願いしたいです。

しかし、朝っぱらから、こんなスチューデントモデルで無駄に語り過ぎ?
by solidarts | 2009-04-23 10:39 | ギター
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小説家を目指しています。
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